世界の航空・宿泊業界の販売料金体系は、航空運賃・宿泊料金が、それぞれ毎日、毎回検索する度に変動する料金体系となりました。海外旅行・国内旅行も、旅をする季節や、人数の増減する度に料金が変わり、旅行するタイミングを計るのが難しくなりました。旅行代金の変動で、高値で購入をせざるを得ない人、最安値で得をした気分に浸れる人が生まれ、同じ季節で購入すると誰もが同じ料金で旅が購入できる商品が少なくなりました。
香港・台湾・中国・タイ・シンガポール・マレーシアの地上手配
・私たちは、募集パックツアー最盛期に、日本の旅行会社から香港・中国・東南アジア地域への受け入れ業者として活動しました。・旅行者も、旅行業者も情報がすくなく旅慣れしていない時代。・また年間の取り扱い旅客人数も5万人を超える実績を作り上げる事になり、業界ではインドネシア(バリ島)進出の風が吹き始めた時代です。
紙ベース媒体でツアー募集(新聞・ABロードなどの雑誌)
・ランドオペレーターとして、成功と失敗を繰り返して得た手配技術を、ランドとエアーを合体した商品を考え、ユニット(ホテル+航空券)商品を完成させ、関東甲信越の旅行社にホールセールを始めた時代です。・団体運賃のルールを破り、団券を小分けし個人客に販売するエアオン会社が増えた時代でもありましがた。やがて、価格競争に陥り競争激化の結果、廃業を余儀なくされた会社も多く輩出した時です。
旅行パンフレットをもとに、店頭接客で予約を受け付ける
・航空券料金は、パッケージツアー用の固定運賃がありました。旅行者はパンフレットに表示されたツアー料金で旅行を申し込む時代でした。・ホテルのカテゴリーや地域など、無料のパンフレットで簡易的に調べられる旅行業界にとって良き時代でもありました。
インターネット販売に突入
・インターネット販売が導入され、また、新航空運賃が導入され、航空会社や施設(ホテルなど)側に有利な時代となり、旅行者は自己の旅スキルを求められることになり、金銭的リスクや日付違いなど多くの問題を申込者が抱える時代となっています。